青汁の飲み過ぎは下痢になる?

青汁を飲み過ぎると、様々な副作用を引き起こしてしまいます。
代表的な副作用が、下痢です。
何故、青汁を飲み過ぎると下痢になってしまうのでしょうか。

青汁には食物繊維が大変豊富に含まれています。
食物繊維は腸をキレイにして、便や老廃物の排出を促してくれる作用があるのですが、過剰に青汁を摂取すると当然摂取する食物繊維量も増えるので、下痢になりやすくなるというわけです。

これは、青汁の過剰摂取だけではなく、胃腸の弱い方が青汁を飲んだときにも起こり得る症状です。

「普段なかなか便が出ないから下痢でもいいや」という女性がたまにいらっしゃいます。
しかし、下痢をすると体に必要なミネラル分が体外に排出されたり、腸内の栄養分が食物繊維に吸着されて体内へ吸収されないということになってしまいます。

青汁の過剰摂取による下痢を引き起こした場合は、お腹の状態が安定してきたら青汁を少しずつ飲むことから始めてみてください。
青汁を飲み過ぎると、体がすぐに健康になる!と思いがちです。
青汁は栄養が豊富に含まれているので、最初から過剰に飲み過ぎると副作用を起こしやすくなります。
ですから、必ず商品に記載されている摂取量を守って飲むようにしてください。

青汁の健康効果は、飲んですぐに現れません。
健康効果を実感できないと、飲むことを辞めてしまいがちです。
しかし、青汁の健康効果を実感できるのは飲み始めて約一ヶ月後。
なぜそんなに時間がかかるのかというと、体には様々なサイクルがあります。
青汁の栄養を少しずつ体が吸収し、その栄養を体のサイクルによって体の隅々にまで行き渡らせることによって、少しずつ体が良い変化を起こすからです。

ですから、青汁を飲んだからすぐに健康になれる!青汁には即効性がある!という思い込みで青汁を飲むことは危険です。
青汁は薬ではないので即効性はありませんが、栄養価の高い野菜などを使用しているので体に優しい飲み物なんです。
体のことを本当に考えるなら、適量を守って青汁を飲むようにしましょう!